青木 啓介AOKI KEISUKE

電力システム事業部 配電システム部
2008年入社
数理情報学部 数理科学科 卒

電気の安定供給を後ろから支えていることが、
電気を利用するお客さまからの信頼へとつながる。

現在の仕事内容

中部電力や中部電力グループ向けのシステム保守に携わっています。主に配電業務における設備や伝票、巡視点検を管理するシステムの改善を担当しています。例えば、新しい配電設備が追加される場合や法律改正などに伴い、システムの改修が必要となります。システムを改修するにあたっては、設計書の修正、プログラミング、テストの実施、システム反映などを行います。また、担当するシステムについての使い方やデータ調査などに関するお客さまからの問い合わせにも対応しています。

私たちには、パソコンの前で仕事をしているだけではなく、チーム間やお客さまに打ち合わせで「説明をする」機会も多くあります。どんな順序で説明したら、どんな資料があれば、お客さまにより理解していただけるかを常に意識し、打ち合わせに臨むようにしています。わかりやすい説明を行い、お客様やチーム間からの信頼を積み重ね、頼りにされる存在になれるよう日々努力しています。

中電シーティーアイの存在価値

中電シーティーアイは中部電力グループ唯一のIT会社ということで、お客さまのニーズに合った情報システムを提供することで、電気の安定供給のために日夜働く方々が安心・安全で円滑に業務を遂行できるよう後ろから支えています。結果的に、電気を利用するお客さまからの信頼を得ることにもつながっていると思います。

仕事の面白さ・やりがい

私たちは、ITを有効活用してシステムをつくることが仕事ですが、IT知識だけでは、お客さまに納得していただけるものを提案してつくることはできません。配電システムの保守担当者であれば、配電業務についての知識が必要となります。このように、担当するシステムによって、お客さまの業務についてさまざまな知識を増やすことができるといった面白さがあります。

日々お客さまのニーズを聞き取りシステムを保守する成果として、私たちの住む街で中部電力の方々が日々行っている電気工事や巡視点検が円滑に遂行されている姿や、電柱や柱上にある変圧器や開閉器などの配電設備が安全に管理されているところを目にすると、システム担当者としてやりがいを感じます。工事や点検は実際には人間が行う作業であり、その裏では、私たちが提供するシステムによって作業を支援しています。今後もさらにやりがいを感じられるよう取り組みたいです。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

これまでお客さまは主に中部電力でしたが、電力自由化によって、エネルギー業界をはじめとする、地域や国を超えた広範囲なお客さまと仕事ができるよう、さらに技術力を向上させていく必要があると思います。

学生のみなさんへメッセージ

私たちがいつも当たり前のように使用している電気。この電気の安定供給をITで支える中電シーティーアイで、同じ仲間として頑張りませんか？