増元 美紀MASUMOTO MIKI

ITソリューション事業部 制御システム部
2014年入社
工学部 電気電子・情報工学科 卒

業界に起きる新しいニーズをいち早く察する。
そこに、新たな仕事につながる「チャンス」がある。

現在の仕事内容

私が携わっているのは、中部電力の業務効率化のための電力需給情報を管理するシステムの保守です。お客さまからの要望による機能改良などを主に行っています。

業務の流れとしては、まず、お客さまから「こういう変更をしたい」という要望に対して仕様を詰めていきます。お客さまと合意が取れたら実際にコーディングを行い、中部電力の本店または各支店に赴いて端末に変更内容をインストールします。仕様通りに動くかどうか試験を行い、問題なく動作したら完了です。試験中や運転中に不具合が出た場合はその都度対応しています。

改良内容としては、発電所の新設によるものや電力システム改革に関連したものが多く、最近では後者の内容が多くなってきています。今後は故障情報提供システムの取り替えのため、システムの画面作成などにも関わっていく予定です。

中電シーティーアイの存在価値

社会を支えている電力に関わっているというところが一番大きいと思います。中部電力は、安定した電力を供給するためにさまざまな業務を行っています。私たちの仕事はその中部電力の業務をITで支えることであり、それが社会を支えることにつながっているというのが私の見解です。今後もさらに複雑化すると考えられる電力業界において、効率良く安定した電力を供給するためのお手伝いをしているということに、私たちの存在意義があると思います。

仕事の面白さ・やりがい

お客さまがどのようなシステムを求めているのかを把握し、どうしたらそれが実現できるのかを考えることが「面白さ」だと思います。そして、お客さまの業務を支えるという意識で試行錯誤を重ねることが大切だと、最近気づきました。お客さまの業務を把握して仕様を抜け漏れなく聞き出すこと、障害を発生させないシステムや管理方法を模索することなど、できることはさまざまです。このような工夫を重ねて、お客さまに満足していただけるものがつくれたことが「やりがい」につながってくるのではないかなと思います。

ただ目の前の仕事を淡々とこなすだけでは、「面白さ」や「やりがい」を見つけられないかもしれません。どう工夫すればもっと良いシステムを提供できるのか、そしてお客さまに満足してもらえるのかを考えながら日々の業務に取り組むことで、仕事がやりがいのあるものになるのではないでしょうか。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

電力の自由化により、私たちが関わるシステム自身が大きく変化するのはもちろんのこと、電力業界でも今までは考えられなかった新しいニーズが発生するのではないかと考えています。そのニーズをいち早く察することで、新たな仕事につながる「チャンス」があるというのが私の見解です。よって、業界の情報を把握しておくこと、他の会社との競争に勝てるような実力を養っておくことが私たちには必要だと考えています。

学生のみなさんへメッセージ

私は、人事の方やお会いした社員の方の人柄に惹かれて入社しました。実際、親しみやすい人が多く、のびのび働くことができると思います。仕事と生活を両立しながら、自分のペースで働けることが中電シーティーアイの魅力です。