柳楽 和広NAGIRA KAZUHIRO

電力システム事業部 配電システム部
2010年入社
工学部 情報工学科 卒

社会インフラの一部をシステム面で支える
一役を担っていることを証明していくチャンス。

現在の仕事内容

既存システムの再開発プロジェクトメンバーとして、システムに対するテストを担当しています。ここでは、一般家庭など低圧を中心としたお客さまの契約内容や、お客さまの元まで電気をお届けするための電柱や変圧器、計器などの配電設備データの管理を行っています。

テストでは、自分が作成したプログラムが正しく動作するかを確認するだけでなく、他システムとのデータのやりとりで異常終了しないか、また、正常に動作した際に処理の内容が仕様（業務要件）を正しく満たしているかといった確認も行っています。仕様を満たすか確認していく中では、実際にシステムを利用する中部電力のシステム担当のお客さまから要望を伺いながら、システムとしての品質を高めています。

中電シーティーアイの存在価値

電気という社会インフラをシステム面で支える責務を担っていると感じています。他の企業と比べて「中部電力が使用するシステムの大半を開発および保守している」という当社の強みを活かしながら、お客さまのシステム要求に対して当社側から積極的に提案し、品質の良いシステムを提供できるという点が大きな存在意義であると思います。

仕事の面白さ・やりがい

お客さまからの要求に対して、「どのように実現するか」を考えることが面白いです。要求に対する実現案が複数考えられる場合、今後の拡張性、影響範囲の最小化、実現方法のわかりやすさなど、さまざまな面を加味しながらお客さまに提案・説明することに非常にやりがいを感じます。提案が採用されない場面ももちろんありますが、お客さまの考えとマッチし採用された時は、お客さまに適切に提案できたという自信につながります。お客さまに対して提案できるようになっていくにつれて、相談される機会が増えてきます。その時にお客さまから信頼されている、頼られているという実感が湧き、「次も頑張ろう」とやる気になります。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

電力の自由化などの制度改定に伴って、多くのシステム改修の案件が今後発生してきます。過去に例を見ない変化の中でも、中電シーティーアイが社会インフラの一部をシステム面で支える一役を担っていることを証明していくチャンスだと思っています。

学生のみなさんへメッセージ

当社に入社してから、普段何気なく使っている電気が安定的に供給されるために多くの人が関わっていることを再認識するようになりました。その中の一員として電気をお届けすることに貢献できることが、最大の魅力だと思います。