細野 晃生HOSONO AKIO

電力システム事業部 CIS開発部
2010年入社
情報学部 情報社会学科 卒

広範囲でのビジネスチャンスが今まで以上に生まれ、
今まで以上に「やりがい」が大きくなる。

現在の仕事内容

中部電力のお客さま対応（契約・検針・計算・請求・入金）および統計を管理するシステムである、「お客さまサービスシステム」の料金計算処理のスマートメーター対応（開発）を主に行っています。お客さまサービスシステムの運用開始、さらにスマートメーターの中部電力管内の全地域設置開始に向けて、お客さまサービスシステムでスマートメーターの料金計算を行えるようにすることがミッションとなります。従来は、お客さま宅へ出向いて検針を実施し、毎月の検針によって1ヵ月間の使用量でしか料金計算は行えませんでしたが、スマートメーターは自動での検針が可能となり、30分ごとの使用量によって料金計算が行える点が開発の主なポイントとなっています。

現在は、中部電力との仕様調整やシステムの設計・プログラミングを行っています。ポイントを確実にシステム化し、要望を満たすようなシステム開発を行っています。

中電シーティーアイの存在価値

日々の暮らしで使用している電気を当たり前に、そして、より有効に使用していただくことが、社会に対する中電シーティーアイの存在意義であると感じています。私たちが開発・保守・運用しているシステムに異常などがあれば、社会のみなさまのご迷惑につながる可能性があります。これらを防ぐためにも、安定的で、ユーザーの使い勝手の良いシステム開発・保守・運用を行っていくことが、この業界における存在意義だと感じています。

仕事の面白さ・やりがい

お客さまの要望を一層満たすシステムを開発するために検討や調整を行い、システム実装することがこの仕事の「面白さ」であると感じています。例えば料金計算の観点からすると、お客さまの要望をシステム化できないような難しいケースが存在すれば、手計算を実施するなど現場での対応が生じ、お客さまに煩わしさを与えてしまいます。お客さまの要望に応えるべく検討を行い、システムとして実装できた時には面白さがあります。

しかし、頻度が低く難しいケースをシステムで実装するとなると、通常のケースに影響を与え、安定的でないシステムにつながる可能性もあります。また、お客さまの要望変更などによるシステム改修時に、複雑となってしまったために改修が難しく、改修費用がかさむシステムにつながる可能性もあります。中部電力の業務運用に対する要望に応えながらも、社会を支えるために安定的で、時期が決定している制度変更などへの改修が迅速に行えるシステムを開発するのが「やりがい」であると感じています。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

担当しているスマートメーター対応にも当てはまりますが、これまで人を介して実施してきた業務がシステム化の対象となるため、システムの重要性が高まり、より一層重要視されると思います。また、これまでは主に中部地方の業務がメインでしたが、電力の自由化によって広範囲でのビジネスチャンスがこれまで以上に生まれると思います。当然、他社との競争がより激しくなるため、意識もより向上すると思います。よって、今まで以上に「やりがい」が大きくなると思います。

学生のみなさんへメッセージ

約1,000万件のお客さまを管理する規模の大きいシステムの開発や保守ができるため、仕事のやりがいが大きいところが魅力です。また、上司や先輩と話しやすい環境であるため、打ち合わせや会議では若手でも発言しやすいと感じています。良い雰囲気で仕事ができるところも魅力です！