國田　隆KUNITA TAKASHI

電力システム事業部 基盤システム部
2003年入社
情報科学部 認知科学科 卒

監視サーバの保守や新監視システムの構築など、
スケールの大きな仕事を通じてレベルアップできる。

現在の仕事内容

中部電力向けの全システムのサーバ／ネットワーク機器に対して、稼働状態の監視（サーバがダウンしているかなど）を行い、異常時は警告を発生させる「監視サーバ」の保守を担当しています。

また、新監視システムの構築も行っています。全サーバ／ネットワーク機器の接続先を、従来の監視サーバから新監視サーバへ移行する作業は1年がかり。サーバ／ネットワーク機器は数千台あり、どのシステムでも監視サーバを必ず利用するため、内容としては最もスケールの大きい仕事となります。

従来の監視サーバは、物理サーバ上に監視用の商用ミドルウェアを導入していますが、新監視サーバでは、仮想サーバ上にOSSを用いて監視サーバを構築するという、まったく違った構成となるため、私自身にとって新たな技術習得のチャンスですし、大きなチャレンジの舞台でもあります。監視サーバ利用者に対して、新監視サーバの説明や移行に向けた説明を行うことも重要な任務です。

中電シーティーアイの存在価値

中部電力グループで唯一のIT企業であるため、中部電力グループでの地位は確保できていると思いますし、これからもさまざまな面で貢献していけると感じています。

ただし、IT業界という面での知名度はまだ低いと感じます。今後の一番のポイントは、中部電力グループ以外の企業に対してどこまで知名度を向上させ、売り上げを伸ばせるかという、営業力と技術力が勝負だと感じています。

仕事の面白さ・やりがい

『システム／コスト』と『利用者視点』の2点で紹介します。

『システム／コスト』
現在稼働しているシステムの保守サポート期間終了などにより新システムを構築する際に、「同等の構成」or「別の構成／機能増強／コストアップ」or「別の構成／機能同等／コストダウン」など、いろいろな選択肢の中からニーズに合った構成を提案することが求められます。ある仕事では、「別の構成／機能同等／コストダウン」というシステムを提案し構築することができました。私自身は新技術の習得ができましたし、お客さまにもコストダウンのメリットがあるため、非常にやりがいを感じることができました。

『利用者視点』
ある仕事では、自宅などからリモートアクセスシステム経由でイントラネットにアクセスするシステムを新規構築しました。一番大事なのは利用者の声であることを念頭に、可能な限り利用者の意見を反映したシステムを構築しました。利用者から「便利になった」などと声をかけられると、「あの時がんばって良かったな」と強く思えます。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

電力の自由化などの「変化」はリスクであり、チャンスでもあると考えています。リスクとなるかチャンスとなるかは、中電シーティーアイの社員一人ひとりに託されているものだと考えています。

チャンスとなるためには、現状に甘えることなく、日々一歩前進する気持ちを持つことが大事であり、その先には、個人のレベルアップ、ならびに、中電シーティーアイとしての大きな躍進が待っており、IT業界の中での勝ち組になれると思っています。

学生のみなさんへメッセージ

「中小企業では体験できないスケールの大きな仕事ができること」「福利厚生が充実していること」が大きな魅力だと考えています。ぜひとも、多くの中電シーティーアイ社員の話を聞いてみてください。