宮部 麻里子MIYABE MARIKO

ITソリューション事業部 グループITサービス部
2000年入社
経営学部 卒

戦略的に活用するツールとしてのITの面から、
電力改革などの厳しい状況を打開できる提案をしていく。

現在の仕事内容

中部電力グループ各社に提供するネットワーク・メール・情報漏えい対策・クラウドサービスなどの構築・保守・展開を担当しています。

グループITサービスとして新たなインフラを構築し、その後3年かけて展開を実施してきました。対象のグループ会社は30数社と多いですが、チームメンバで数社ずつ分担し、なんとか計画通りに展開が完了。

普段は、事務所でお客さまへの説明資料の用意やサーバの準備をしたり、客先に出向いて切替作業に向けた調整をしたりしています。お客さまからは、展開に関する問い合わせの他に「ネットワークが遅い」「こんなことはできないか」など多種多様な問い合わせがありますが、どんなご要件にも耳を傾け、できる限り最大限のご提案をしていくことが信頼につながっていると感じています。

今後は、グループ各社の業務効率化にさらに寄与できるようなサービスの提案をしていきたいと考えています。

中電シーティーアイの存在価値

中部電力およびそのグループ会社では、中部エリアの電力の安定供給のために甚大な努力をしています。電気が家庭や工場などに届くまでには原料の輸入から発電・配電などさまざまな工程があり、その各工程を中部電力やグループ会社が分担して担当しています。

私たちの仕事は直接上記工程に関わるものではありませんが、中部電力やグループ会社をITの面から支えることで間接的に電力の安定的な供給、ひいては社会への貢献に寄与できていると考えています。

仕事の面白さ・やりがい

中部電力グループの会社は数千人の会社から数人の会社までさまざまです。私たちが現在展開しているグループITサービスは、統一のインフラをグループ会社に導入し、ITの底上げを図るものです。例えば、グループITのネットワークに接続させるためにネットワーク構成を変更するという場面でも、会社によって求められることはさまざまです。大きな会社では、社内のネットワーク機器との兼ね合いや固有の要件があるため綿密なネットワーク設計の見直しが必要となりますし、小さな会社では、機器の場所がわからなくなってしまい床下を大捜索したりします。

ひとことでシステムの展開と言っても求められることはお客さまによってさまざまですが、それぞれにそれぞれの目線で真摯に対応し、「IT関係で困ったら相談してもらえる」という関係が築けた時にやりがいを感じます。

中電シーティーアイに訪れる変化・チャンス

時代の経過とともに、ITは単に業務を効率化するツールではなく、戦略的に活用するツールになりました。これから電力改革などが進むと中部電力およびグループ会社にとっては厳しい状況になると思いますが、ITの面から、その状況を打開できるような提案をしていきたいですし、提案していかなければならないと思っています。

学生のみなさんへメッセージ

上下や横の風通しも良く、人間関係に恵まれた職場だと思います。私の部署では部長も「○○部長」ではなく「○○さん」と役職をつけずに呼んでいて、そういったところもフランクでいいなと思います。