社員インタビュー
DX分野

描かれたビジョンに向け、これまでの延長線ではない
「新たな価値」を創出していく。 描かれたビジョンに向け、これまでの延長線ではない 「新たな価値」を創出していく。

お客さまと共に課題を見つけ出し、ITの力を駆使してビジネスを創造・変革するのが、
DX分野におけるエンジニア(ITコンサルタント)の役割です。

社員の
仕事と成果

お客さまと一緒に考えプロジェクトを進めることで、
より価値の高いサービスを生み出す。
お客さまと一緒に考えプロジェクトを進めることで、
より価値の高いサービスを生み出す。
近藤 裕二
デジタル・データサイエンスリージョン デジタルソリューション部
ソリューション1グループ 専門係長
2007年入社
数理情報学部 数理科学科 卒
与えられたミッション
新規サービスの開発プロジェクトに、プロジェクトマネージャーかつテクニカルリーダーとして参画しました。お客さまから「こんなサービスを始めたい!」と話をいただいてからサービスをリリースするまでの期間が短いプロジェクトだったので、要件定義~開発~リリースまで、限られた時間の中で、お客さまから真のニーズを聞き出し、ビジネス成功につながるサービスをつくり出していくことがチームのミッションでした。
導き出した課題
お客さまの中に漠然と実現したいことはあるものの、具体的に、どのようなものをつくればよいのかイメージできていない状況でした。また、期間が短いプロジェクトだったので、従来プロジェクトと同じようなルールや成果物といった形式にとらわれていてはとても期限に間に合わず、効率的に進める方法を考える必要がありました。
課題解決の道のりと面白さ
モックアップ(機能は実装されていないビジュアルサンプル)をつくり、動くものを見せながらお客さまと一緒にイメージを合わせていきました。お客さまからの要望通りにつくるのではなく、お客さまと一緒になって考え、ビジネスを創造できたことは、本当にやりがいを感じるものです。また、形式的なドキュメントにはこだわらずに、「我々が提供するサービスの全体像」という形でホワイトボード一面を使ってメンバーと一緒に全体設計を行い、常にディスカッションしながら進めたので、認識の齟齬もなく、スムーズに設計・実装を行うことができました。
抱いた達成感・成長感
より価値の高いサービスを提供するためにはどうしたらいいか、お客さまと一緒に考えプロジェクトを進められた経験から、「顧客からの要望通りに正しくつくる」→「顧客と一緒により価値の高いサービスを生み出していく」へマインドチェンジができました。私のエンジニア人生にとって、本当に意味のあるものになりました。
めざす
システムエンジニア像
さまざまなアイデアを実現するためには、幅広い知識・スキル・経験が必要になります。世の中の技術トレンドを把握し、経験したのことない技術であっても、怖がらずに、プロジェクトで使っていきたいです。また、ノウハウを発信することでまわりに刺激を与えられる、そんなエンジニアになりたいです。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
アプリ・インフラ・運用とさまざまな部署があります。時には、部署をまたいで1チームでプロジェクトを行うこともあります。CTIとしての総合力を最大限に活かして進めるプロジェクトは、とてつもないパワーです。

社員の
仕事と成果

最適な課題解決をITで提案できる、
お客さまファーストのコンサルタントへ。
米津 光夫
総括リージョン 技術コンサルティング部
ソリューションコーディネートグループ 専門係長
2007年入社
情報科学科 卒
与えられたミッション
中部電力を取り巻く外部環境変化の見通しが不透明な中において、ITはビジネス要求に柔軟かつ迅速に応えることが求められています。これに応えていくために、あらゆるシステムで共通となる考え方(アーキテクチャ)を検討するプロジェクトにコンサルタントとして参画しました。私は、その中でもデータ連係アーキテクチャの検討と、実現するための具体的なソリューションの選定・評価を担当しました。
導き出した課題
このプロジェクトは、つくりたいものや実現したいイメージがお客さま自身も決まっていない状態からのスタートでした。そのため、今後めざすべきデータ連係アーキテクチャの形について、お客さまと共に構想を確立していくという形で進めることにしました。検討の中で要求事項を踏まえ、本質的な課題やその解決方法をお客さまが判断できるように働きかけていく必要がありました。
課題解決の道のりと面白さ
通常通りの要求事項や課題を質問する方法では上手くいかないと考え、「仮説設定」→「検証」のサイクルを回し、具体化していくことにしました。この方法には、仮説設定の精度が悪いといつまで経っても要件が具体化しないリスクがあります。そのため、他社事例を活用してアウトプットを早い段階でイメージしてもらったり、課題を分解して構造化するなど工夫しました。仕事の進め方に絶対の正解はなく、自ら創意工夫できる点に魅力を感じています。
抱いた達成感・成長感
お客さまの立場になって、何が課題なのか、解決するためにはどうしたらいいのかを考え、議論を重ねるという試行錯誤の連続でした。時には産みの苦しみを味わうこともありましたが、そのぶん検討の結果が成果につながり、お客さまに喜んでもらえた際には粘り強く取り組んで良かったと感じました。この経験を通じて、自らの視点・視野・視座の広がりを実感し、多角的な物事の捉え方ができるようになったと感じています。
めざす
システムエンジニア像
お客さまファーストで考え、最適な課題解決をITで提案できるコンサルタントが理想です。お客さまファーストとは、お客さまの言いなりになるということではなく、お客さまの立場になって考え抜くことができるということです。そのためにも、お客さまの業務の勉強をしたり、新しいIT技術を勉強するといったことは欠かさず続けていきたいと思っています。お客さまが困った際に真っ先に相談してもらえるような存在をめざしていきたいです。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
当社にはさまざまな分野のスペシャリストが在籍しています。課題解決に向けて、社内で相談したり、必要であれば部署を横断したスペシャルチームを編成して対応できる、総合力の強さがあると思います。

社員の
仕事と成果

ITで貢献したいという変わらぬ想いで、
DXにおいて新たな価値を創出していく。
足立 一夫
総括リージョン 技術コンサルティング部
ソリューションコーディネートグループ 専門課長
2005年入社
高度情報学科 卒
与えられたミッション
中部電力グループのDXを推進していくためには、パブリッククラウド技術を有効活用していくことが重要です。ただし、さまざまなサービスの選択肢があるため、個々の組織・システムで採用を検討していくことはエンジニアの負担が大きく、属人化にもつながり、非効率でした。そのため、「パブリッククラウド技術・アーキテクチャの標準化」をめざすべく、私はその企画構想プロジェクトをリードするコンサルタントを務めました。
導き出した課題
それまでもオンプレミスの資産を有効にするため「標準とする機能・基盤を整備・提供」してきましたが、利用しやすい半面、それに頼りきりになってしまうと新たな挑戦・成長の機会が生まれにくい側面もありました。DXの推進に向けては「パブリッククラウドなどの新たな技術領域にチャレンジすること」だけではなく、「そこから得た新たな知見を、いかに全社へ共有して、当社の強みとしていけるか」が課題でした。
課題解決の道のりと面白さ
この課題解決には、技術だけではなく、ルール・組織・人財育成へのアプローチも必要なため、新たにCoEを立ち上げました。新たな活動では誰も答えをもっていないため、CoEを中心に仮説を立て、関係者でアイデアを出しあって具体化・検証を繰り返します。クイックに「小さな成功体験」を積み重ねていくことで、徐々に全社が団結していく手ごたえがあり、今では共通目標をもって取り組むポジティブな流れになっています。
抱いた達成感・成長感
この活動では、現場メンバーだけではなく、経営層、さらにはお客さま・ビジネスパートナーとも熱くディスカッションして創り上げてきたことが成功要因のひとつです。私自身、これまでさまざまな課題解決にチャレンジしてきましたが、自身の裁量内でやりくりしようとすると、どうしても小さく収まりがちでした。組織的なイノベーションにつなげるには「共に活動する仲間の輪を広げながら共創していくこと」が重要だと実感しています。
めざす
システムエンジニア像
私は、地元であるこの中部地域にITで貢献したいという想いで、中部電力グループ唯一のIT会社である当社に入社しました。その想いは今も変わっていませんし、社会インフラを支える使命感を持った仲間が数多くいます。これからのDXにおいて新たな価値を創出していくためにも、まずは私たちエンジニア自身が積極的にチャレンジし、笑顔で働くことができる、そんな職場環境をめざして取り組んでいきたいと思います。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
私の部署では、部長と若手・新入社員がよく一緒にランチしています。風通しの良い人間関係があるからこそ、仕事においても、一人ひとりの個性や強みを活かした分担で良いチームワークを発揮できるのです!

※本記事の内容および配属先・所属部署名は取材当時のものです。