社員インタビュー
システムエンジニア 保守担当 
業務アプリケーション分野

電力だけでなく安心・安定を届けられるよう
システムを支える、縁の下の力持ち。 電力だけでなく安心・安定を届けられるよう システムを支える、縁の下の力持ち。

お客さまが「システムに実装してほしいこと」を把握するのではなく、
「解決したい問題」を把握してシステムで実現することが、私たちの役割であり使命です。

社員の
仕事と成果

お客さまからの要望をうまく引き出し、
それをシステム上に反映する。
お客さまからの要望をうまく引き出し、
それをシステム上に反映する。
水野 啓悟
電力PGユニット PGシステム部
PGシステム2グループ PGシステム3チーム
2019年入社
情報科学研究科 システム科学専攻 卒
与えられたミッション
中部電力が電力の売買を行うための「電力取引システム」の保守・運用を行っています。他部署のように新たなプロジェクトを立ち上げることはなく、システムの安定稼働やお客さまの要望に応じたシステム改良などが私のミッション。主にお客さまとの調整を担い、保守担当者が効率良く作業を進められるようマネジメントすることで、システムに障害・不具合が発生しないよう尽力しています。
導き出した課題
稼働しているシステムには、どんなに対策が施されていても障害が発生する可能性があります。急な障害が発生した際の対応には日頃の準備が欠かせません。現在携わっているシステムは24時間365日停止することなく稼働させる必要があるため、システムを迅速に復旧させなければなりません。そこで、障害発生時の対処法を学び、被害を最小限に食い止めることを課題として導き出しました。
課題解決の道のりと面白さ
過去の障害事例や先輩からのヒアリングを通じて、障害が発生しやすい箇所や対応手順について学びました。その内容をマニュアルにまとめ、急な障害にも対応できるようにしています。実際に障害が発生した際も、マニュアルを活用して迅速に対応することができました。前もって準備していたことを活かして問題解決に取り組めたことに、面白さを感じました。
抱いた達成感・成長感
システムの保守・運用の担当なので、システムをイチからつくりあげる達成感を得るような仕事ではありません。しかし、日々の業務の中でお客さまからの要望をヒアリングし、それをシステム上に反映できた時に達成感を抱いています。また、お客さまとコミュニケーションをとるだけでなく、要望に対しての付加価値まで考えられるようになりました。
めざす
システムエンジニア像
お客さまにわかりやすく説明することで、信頼されるエンジニアをめざしています。プログラミングスキルや専門知識も当然必要ですが、システムの内容や障害発生時の対応をわかりやすく言語化することもエンジニアとして大切な能力です。十分なコミュニケーション能力を身につけることで、お客さまからの要望を正確に把握できる、理想のエンジニア像に近づけると考えています。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
風通しが良く、困難な状況に遭遇したとしても、年齢や担当システムに関係なく先輩や上司にヒアリングできます。チームで協力して解決策を導き出しています。

社員の
仕事と成果

開発者も利用者も喜んで関われる、
魅力的で使いやすいシステムを。
開発者も利用者も喜んで関われる、 魅力的で使いやすいシステムを。
長沼 健斗
プロジェクト第2ユニット 電力配電システム第3部
配電工事管理3グループ 配電工事管理3Aチーム
2016年入社
工学部 電気電子工学科 卒
与えられたミッション
配電工事管理システムの再開発プロジェクトで「配電工程管理システム」という新規システムの開発を担当し、そのまま保守を行っています。このプロジェクトは、電気をお客さまに届けるうえで必要な配電設備の工事を管理するシステムの大規模再開発。私が担当している新規システムによって、今まで紙ベースで管理していた工事の工程を電子化し、Web上での管理を実現しています。
導き出した課題
ひとつは、パッケージを活用したシステム開発のため「何が実現でき、何ができないのか?」をきちんと整理し、これまでの業務の流れを実現すること。もうひとつは、他システムからのデータ連係で工事工程を表示するため、相手システムの業務の流れをしっかりと理解して認識齟齬を生まないようにすること。この2点が大きな課題でした。
課題解決の道のりと面白さ
パッケージ開発元のサポートに問い合わせたり、マニュアルを深く理解することに努めました。また、テスト環境で実際の動作確認をすることで、お客さまの求める機能を実装しました。データ連係においては相手システムの特性を理解し、自システムで当たり前と思っていることも言葉にして認識を合わせました。おかげで、同期の取れたシステム間連係が実現できました。パッケージシステムの理解は、新しい家電の説明書を読みながらさまざまな機能を試すことに似ています。制約もありますが、ワクワクしながら仕事を進めることができます。
抱いた達成感・成長感
自分で対応できる部分と他のメンバーに依頼すべき部分の判断の精度が上がったと感じています。私には性格的に「自分で解決すべきだ!」と背負い込んでしまう部分がありました。しかし、一人で対応できる範囲には限界があります。協力いただいている委託先の方や、サポートしてくれる上司や先輩がいる環境のおかげで、他のメンバーへの依頼が以前よりもできるようになりました。
めざす
システムエンジニア像
漠然としてはいますが、「開発者も利用者も喜んで関われるシステムを提案できるエンジニア」をめざしています。実装の難しいシステムでも、実現できた際には開発している側も大きな充実感を得られます。業務が省力化できたり、よりクオリティの高い仕事ができるようになれば、ポジティブな気持ちでシステムを使っていただけると思います。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
「相談のしやすさ」がスゴい部分だと自信をもって言えます。上司や先輩であっても、軽めの相談などは「Teams」や「Skype」などのツールを用いて迅速に連携をとっています。また、ITインフラ部署や運用部署との連携をすべて社内完結できるのもスゴいところだと思います。

社員の
仕事と成果

相手の気持ちに寄り添うことができる
システムエンジニアになりたい。
相手の気持ちに寄り添うことができる
システムエンジニアになりたい。
三輪 亜凜
プロジェクト第2ユニット
電力配電システム第1部
配電再構築グループ 配電再構築2チーム
2014年入社
人文学部 心理人間学科 卒
与えられたミッション
元号の変更によるシステムメンテナンスがあり、当時は、検定期間が満了した計器の取替工事を管理するシステムの保守担当でした。システムで和暦表示を採用していたため、新元号が加わることによって改修が必要に。工事を実施する年月日が重要となる業務のため、システム改修範囲はほぼすべての機能に及びます。主担当として業務を任されてから、最も大規模な案件でした。
導き出した課題
改修内容に関するお客さまとの調整、プログラムの改修内容方法や作業のスケジュール、お手伝いいただくパートナーの社員さんを含む各人のタスクの進捗確認、他システムとの連携などなど。仕様調整からリリースまでの全工程で、「全体を見渡す・把握する」を課題としてプロジェクトに臨みました。
課題解決の道のりと面白さ
それまでの小規模な案件とは違って“やらなければならないこと”が多岐にわたるため、仕事を抱えきれず焦る場面もありました。基本的なことですが、「上司や先輩にやり方を聞く」「こまめに会話をする」「難しいところは早めに報告して、無理があればお願いして手伝ってもらう」ことを心がけました。一生懸命取り組み、笑顔でいれば、周囲は必ず応えてくれるという実感を得ることができました。
抱いた達成感・成長感
リリース後に障害が出してしまい、とにかくその場を収めることに必死だった記憶があります。障害を出すのは良くないことですが、そんな場面でも、周囲の助けがとても身にしみました。日頃から互いに助け合うことや、気分良く接することの大切さを学びました。また、困った時には「必ず誰か助けてくれる!」と信じる心を持つことも重要です。
めざす
システムエンジニア像
「気配りのできるエンジニア」です。お客さまのニーズにお応えする時も、仲間と一緒に協力して仕事をする時も、気配りを忘れずにいたいです。気持ちの面でも相手に寄り添うことができる人物像を、理想として思い描いています。
中電シーティーアイの
チームワークはココがスゴい!
役職のある方でも、同じ目線で話をしてくれるところです。フラットで風通しの良い関係性が築かれているので「自分はここにいていいんだ!」と感じることができ、安心して仕事ができます。

※本記事の内容および配属先・所属部署名は取材当時のものです。