COLLISION ANALSYS

衝突解析

衝突解析とは

衝突解析とは、自動車の衝突や製品の落下など、構造物に大きな衝撃が加えられた際、どのように変形・破損するかを数値シミュレーションで評価する技術です。
製品内部のひずみや応力の時間変化を詳細に追跡し、破壊に至る過程や衝撃吸収能力を評価します。試作評価の回数を減らしながら、自動車の衝突安全性の確保や精密機器の落下衝撃対策、軽量で強度の高い構造設計を実現できます。

ダムエプロンの岩体転がり解析(SPH)

  1. 01

    お客様の問題点

    ダムの放流時に岩体がダムエプロン部へ衝突して洗掘が生じ、定期的な補修が必要となっていました。洗掘を抑えて補修頻度を下げられる形状対策を講じたいものの、その設計指針が明確でないという課題がありました。
  2. 02

    問題点解決に向けたCTIの提案

    「ダム形状の違いによる衝撃力の差を定量的に評価し、洗掘を抑える形状条件を見出すこと」を課題として設定しました。水の抵抗も模擬できるよう、流水と岩体を同時に扱える解析手法を用いて、現行形状と改良形状を比較する進め方を提案しました。
  3. 03

    実施内容・適用手法・ソフトウェア

    LS-DYNAを用いて、流水をSPH(Smoothed Particle Hydrodynamics:粒子法)でモデル化しました。水の抵抗を受けながら岩体がダムエプロンを流下し、衝突する挙動を解析しました。形状や流量などの条件を変えた複数のケースを比較し、衝突荷重や岩体の挙動に影響する要因を評価しました。
  4. 04

    成果・お客様への効果

    複数のケースを比較することで、衝突荷重に影響する要因を洗い出し、その影響度を定量的に明らかにしました。これをもとに、衝突荷重を抑え、洗掘の抑制と補修頻度の低減につながるダムエプロン形状の設計指針を示しました。

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