振動分析ソリューション

中電シーティーアイが誇る振動分析技術。多彩なソリューションを提供します。

建造物・生産設備の劣化診断

設備の劣化や異常をIoTを利用した劣化診断により正確かつ迅速に行う

さまざまな建造物・生産設備を故障発生前に不具合検知を行うことができるよう劣化診断を行います。設備の状態把握方法は、加速度センサーにより収集した振動データを当社の分析技術を使用して劣化診断します。これにより、人間では気付くことができない異常も発見することが可能となります。

当社独自手法の振動データ分析

加速度センサーにより収集した振動データは、当社独自手法として振動数の時間変化を分析することにより異常を察知することができます。
>当社手法は、非定常スペクトルによる分析であることから【時間分解能】と【振動数分解能】を併せ持つことができ、正常/異常の判別が容易に可能となります。一例として、コンプレッサーの異常診断を以下に紹介します。

劣化・故障診断により生産設備の運用効率化が可能

これまでの生産設備の機器点検は、劣化や異常がなくても定期点検で部品交換を実施することが多いですが、本システムを導入することにより劣化や異常発生まで部品交換が不要となり、部品交換コストや製造ライン稼働延長によるコストダウンが可能となります。また、定期点検にかかる人的負荷を低減することができます。さらに、劣化や故障の初期状態を確認できるため、交換部品の発注時間を稼ぐことができ、製造ラインを緊急停止することなく部品交換できるようになります。このように、本システムを導入することで製造現場の理想的な稼働環境構築が可能とります。

あらゆる構築物・生産設備からデータ取得可能

振動データの取得方法は、クラウド上で貯蓄される場合と、センサーにエッジコンピュータを取り付ける場合、センサーデータを直接端末へ送り端末上に貯蓄する場合等があります。
クラウド上でデータ貯蓄・分析を行うことができれば効果的ですが、コスト面を考慮し、エッジコンピュータあるいはスタンドアロンでの分析方法も提供可能です。

導入事例

鉄塔にとまる鳥類の判別

鉄塔にとまるカラスなどの鳥類は、送電線保守の厄介もの。当社の非定常スペクトルによる振動分析手法が、鉄塔のとまる鳥類の判別を可能としました。