線量管理システム

中電シーティーアイ浜岡事務所は、浜岡原子力発電所のITサービスをトータルで提供します

原子力発電所では設計・建設、運転、点検、廃止措置などの各段階ごとに法令に基づく規制が行われており、原子力発電所の情報システムは、核物質防護や核セキュリティに対して法的な対策を考慮した対応が必要です。このため中部電力浜岡原子力発電所では、法令に基づいた独自の情報システムを構築し運用しています。
当社浜岡事務所は中部電力浜岡原子力発電所内にあって、常駐する唯一のIT企業であり、同発電所のネットワークやサーバ、システム、モバイル機器などの構築・運用・保守・問い合わせサポートをトータルで提供しています。その一つが線量管理システムです。

原子力発電所で働く人の健康を守る「線量管理システム」

人間が日常生活において受ける自然放射線量は、年間2.4ミリシーベルトと言われています。一方、原子力発電所では放射線業務を行う作業場によって放射線量の高い作業場所があります。そのため発電所内の放射線管理区域内作業では線量計を携帯して被ばく量を計測しています。
原子力発電所で働く人は「放射線業務従事者」に指定され、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に基づいて定められた国の法令による上限である「5年間で100ミリシーベルト、かつ1年間で50ミリシーベルト」を超えないよう厳重に管理することが求められます。
線量管理システムは、放射線管理に関連するさまざまな法令に基づき、浜岡原子力発電所で働く従事者の放射線管理区域内の入退域歴、被ばく線量歴、健康診断歴、教育受講歴などを管理しています。これによって、従事者の健康を守っています。
当社浜岡事務所は、突発的なシステム障害を起こさないよう、ハードウェアの保守点検およびネットワークの監視を行い、システムの安定的な運用を実施しています。また、原子力発電所でシステムを利用するユーザー様の問い合せへの対応も行っています。

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